子宮筋腫は、肉眼では見えないサイズも含めると、4人に1人の成人女性が子宮筋腫だと言われています。

そのため子宮筋腫の大きさは、顕微鏡でやっと見えるようなサイズから、お腹が大きくなり目立つような大きさまで様々です。

基本的には大きさや症状によって手術の必要性を検討しますが、まれに拳ほどの大きさになっても痛みや出血など何も見られない場合もあります
そういった場合は、様子見で経過観察を行います。

また子宮筋腫はどこにできるかによっても、症状が変わってきます。

子宮の内側にできた場合、だいたい5センチほどの大きさになると出血の症状が目立ってくる人が多いようです。
さらに10センチほどになると、手術に踏み切る人が多いようですね。

子宮の外側にできた場合は、出血や痛みなどの症状が出にくいことから、10センチ以上になっても何も症状も出ない人もおり、特に問題がなければしばらくそのまま様子見するようです。

他にも何か不快な症状や、貧血月経痛の悪化、膀胱を圧迫して頻尿である、腸を圧迫して便秘であるなど、患者さんのほうに不便があり解消したい、という場合は手術になることもあります。
そのため、何センチになったら手術をしなければならない、といった規定はありません

というのも子宮筋腫というのはホルモンの影響で大きさが変化するとも言われており、ホルモン分泌が盛んな20代〜30代に大きくなる傾向があり、その後閉経すると小さくなってしぼんでしまうこともがほとんどだからです。
子宮筋腫になった年齢や、症状、妊娠希望かどうかなど総合的に診て、手術を決めるようですね。

またこの、ホルモンによって子宮筋腫の大きさが変わる、ということを利用した治療もありますが、副作用として骨粗しょう症や更年期障害のような症状がでてしまうため、一時的にしか行うことができません。
閉経前の女性にすることがほとんどで、ホルモン分泌が盛んな頃は別の治療法が一般的になります。